第4章 商品をつくるには
お金をかけずに試作してみる
商品をつくる。
私だったらセミナーの資料かな?
性格的に一から十までしっかり作りこみたいと考えてしまうのだが、
最初はしっかりした商品は作らない方がよい とのこと。
一部分、キモの部分で試す。
・店舗を作らず、料理を友達に試食してもらう
・歌はデモテープで反応を見る
・本は企画書と目次をまず書く など。
そして反応が良ければ肉付けしていく。
昔勤めていた会社で、受注管理システムを300万かけて作ったはいいが、
使い勝手が悪く、おじゃんにしてしまったという悲劇を見た。
私が入社した時にはすでに出来上がっていて、
誰も使いこなせず、蜘蛛の巣を被っていた(ように見えた)
結局のところ、起業の成功は試行錯誤の回数に比例する。
一か月で一回テストするより、
一か月で三回テストする人の方が成功する確率は高まる。
何度も作り直せば、最後には必ず売れる商品が生まれる!
「お客様にとっての価値」を見極めるまでは商品として完成させず、
ひたすらテストをする。
価値がないままパッケージ化されても、売れないのだ。